アプリ限定 2024年12月23日(月) 18:01
障害ジョッキーの白浜雄造騎手の奥様が、一昨年の夏の落馬から復帰を目指して奮闘する夫と家族のリアルな姿を描く連載コラム。
前回、“鬼嫁キャラ”封印を決意して、夫のリハビリを静かに見守る生活がスタート。積極的に取り組みはじめるかと思いきや、自主リハビリは減り、療法士の先生方からも困った報告が届くように…。
この事態に“鬼嫁”が早速復活! 問題解決のため、様々な試行錯誤を繰り返します。家庭内で孤立する雄造騎手ですが、「乗馬」のリハビリだけは自主的に行う変化を見せながら、季節は春へと移ります──。
鬼嫁キャラを封印し、夫を静かに見守ることに決めて以降、夫のリハビリはどうなったかというと…。鬼嫁の監視の目がなくなったことで、伸び伸びと自由な生活を満喫しているようで、自主リハビリをすることが減り、意欲もどんどんと薄れているように感じました。
実際、訪問リハビリを担当してくれている療法士の先生方から、「直前まで寝ていたように感じる」「タバコの臭いがする」「糖分の過剰摂取が疑われる」といった報告が頻繁に届くように。寝ぼけた状態ではリハビリに集中できないし、タバコと糖分摂取は脳の血流が悪くなり、回復を妨げます。
見守ると決めたものの、療法士の先生からこのような報告を受けては、さすがに何も言わないわけにはいきません。こうして私は、早々に鬼嫁を召喚することに決めました(笑)。
さっそく「リハビリが終わったら、好きなだけタバコを吸えばいい! 今は回復のために我慢のときだ!」と説得。ですが、怒りと反発心にとらわれているようで、私の言葉が届くことはなく、療法士の先生方ともども困り果ててしまいました。
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白浜由紀子
1981年9月9日生まれ。2015年に障害騎手の白浜雄造と結婚。1男1女をもうける。結婚前は四位洋文調教師や福永祐一調教師(両名、当時騎手)らが所属していたマネージメント会社にてマネージャーを務め、TV番組収録やイベント等、様々な現場で騎手をサポート。福永調教師の引退までの16年間はバレット業務も兼任。福永厩舎開業後は経理兼秘書業務を担当予定。現在はオンラインサロン「福永祐一 競走馬研究所」の運営スタッフを務める傍らフリーランスとして活動中。新たな目標のアイシングクッキー講師としても活動すべく準備中。(旧姓は坪田、また戸籍上の表記は幸子)
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