2025年01月29日(水) 18:01
▲2024阪神ジュベナイルフィリーズでGI初制覇を果たした岩田望来騎手(c)netkeiba
2024年、GIレースを勝利し躍進を果たした菅原明良騎手、団野大成、岩田望来騎手騎手は、いずれも競馬学校35期の同期生です。今回の特集では、3名それぞれに昨年のGI勝利を含む振り返りと、今年の抱負を伺いました。
第3回は岩田望来騎手のインタビュー。アルマヴェローチェとのコンビで制した阪神ジュベナイルフィリーズの回顧と、同期に「ここだけは負けたくない」というポイント、切磋琢磨し合う同期への思いなどを語ります──。
前回はこちら▼
(取材・文:ハツミ☆オカ)
──阪神JFでGI初制覇を達成しました。ジョッキーにとって、2024年はどのような1年でしたか?
岩田望 様々な経験をさせてもらった1年でした。海外に行ったこともそうですし、GIを勝たせてもらったこともそうです。
──昨夏はフランスに遠征して研修。そこで学んだことが、身になっている感覚ですか?
岩田望 そうですね。言葉では表せない何かが変わったように感じています。自分自身もそうですが、周りの方々から受ける視線も少しは変わってきたのかな、と思いますし。
──乗り方などを変えたわけではありませんよね?
岩田望 そこも多少は変わっているかもしれませんが、自分がわかる範囲での変化ではありません。それ以外の部分ですね。変わってきたのは。
──GI初制覇となった阪神JF。あの一戦を改めて振り返ってください。ゴールの瞬間はどのような気持ちでしたか?
岩田望「やっとGIを勝てたな」という気持ちと同時にサポートしてくれた周りの方々に、感謝の気持ちでいっぱいでした。GIを勝つまでに6年もかかってしまいましたので、ホッとした気持ちもありました。
▲GIを勝つまでに6年…「ホッとした気持ちもありました」(c)netkeiba
──GI勝利までの6年。この時間は長かったですか?
岩田望 思っていた以上に、勝つことが難しい世界でした。騎乗馬に能力があっても、それを出し切れないことも多いですし、勝つためには色々とかみ合わないといけません。騎手は・・・
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