アプリ限定 2025年02月19日(水) 12:00
こちらのコラムでは、俺プロ出身の奇才・のれん氏が当週の重賞注目馬を公開。ただ強いというだけでなく、馬券で期待値がとれそうな「妙味ある馬」を紹介していただきます。
今週のれん氏が注目したのは、東京競馬場で行われるフェブラリーステークス(GI)。実力派の見解を、ぜひ予想の参考にお役立てください!
東京ダート1600mはスタート地点が芝であることからも分かるように、ダートコースに収まらずに引き込み線からのスタートで3コーナーまでの距離が約640mとかなり長い。コーナーまでに距離があるということは、外から被せる形で前に行きやすい外枠が競馬をしやすいコースとなる。
加えてダート戦で砂を被ると走る気をなくしてしまう馬は一定数存在するので、そういった馬が内枠に入ると外からの主張を跳ねのけて前に行かないといけないし、コーナーまで距離があることでポジション争いが長く続きやすくペースも上がりやすいコース。
フェブラリーSの過去のラップを見ても、テン3F目まで11秒台で進み、コーナーで緩んでから直線再加速するのが基本。そうなるとペースが緩んだコーナーで労せず前との差を詰めた馬が有利であり、近年単勝6番人気以下で好走した馬はアスカノロマン・インカンテーション(18年)・ユラノト・ケイティブレイブ・ワンダーリーデル・エアスピネル・セキフウと昨年のペプチドナイル以外はどれも差してきた馬だった。
今年のメンバーを見てみると、特徴的なのが出走圏内の16頭のうち実に12頭が距離短縮ローテであるという事。これはGIとなった1997年以降で、2011年の11頭を超えて過去最多の頭数となる。
アンモシエラ・サンデーファンデー・ミトノオーと揉まれたくない逃げ先行タイプの数は少なくないものの、それも全て距離短縮ローテでそうなるとペースが例年より上がりにくいような感じもしてくる。
少なくともスプリンターのドンフランキーが引っ張った昨年のようなハイペースはなさそうだし、例年よりも隊列が固まることで外枠を活かして好位から中団を取れるような馬に利があるような流れになるのではとみているので、枠順に関しては注視したい。
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のれん
人気落ちを狙い、買い時を逃さない俺プロ出身の人気予想家。本格的に競馬予想を始めてから僅か3年で年間回収率115%を達成し、2021年11月にウマい馬券でデビューを果たした。馬場や枠順はもちろん、血統・馬体・走法などから見る適性も重要視しており、その実力には現在活躍中のプロ予想家たちも絶賛している。
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