2025年03月10日(月) 18:00
弥生賞を制したファウストラーゼン(撮影:下野雄規)
奇襲にも近いロングスパートで、12月の「ホープフルS」を目下クラシック候補No.1クロワデュノールの0秒5差3着に粘った伏兵ファウストラーゼン(父モズアスコット)が、また、ほぼ同じような果敢なスパートをかけて快勝した。
今回は(重馬場にも近い)稍重の芝コンディション。前走の自身の2分01秒0(上がり36秒0)より時計を要して2分01秒3(上がり37秒2)だが、馬場差を考慮すると前回よりはるかに優れた中身だった。
ホープフルS2000mのレース全体の前後半バランスは「61秒4-59秒1」=2分00秒5。今回の弥生賞2000mは「60秒9-60秒4」=2分01秒3。稍重で明らかにホープフルSより全体時計を要する馬場なのにバランスを失っていない。前半の主導権を握ったのは人気のC.ルメール騎手のヴィンセンシオ(父リアルスティール)。ライバルも納得のペース配分だった。
置かれて進んだ前走のファウストラーゼンの前半1000m通過は・・・
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柏木集保
1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。
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