2025年04月08日(火) 18:01
▲JRAでの最終騎乗で勝利を飾った小牧太騎手とモズアカボス(c)netkeiba
先週の小牧騎手の話題といえば、なんといってもモズアカボスでの勝利! モズアカボスといえば、JRAジョッキー・小牧太のラストライドを勝利で飾ったドラマチックな馬。そんな馬が園田で再スタートを切り、今度は転入初戦を同じコンビで制するなんて、これ以上ない胸アツ展開です。はたして今後、どれだけの活躍を見せてくれるのか、ドラマの続きが待ち遠しくてたまらない!
(取材・構成=不破由妃子)
──先週4月1日のメイン(陽春特別A2B1)では、中央のラストライドで劇的勝利を収めたモズアカボスとの再タッグが実現。見事、転入初戦を勝利で飾りました。
小牧 強かったね。ちょっと太かったから(プラス17キロの523キロ)、正直「今日は無理かなぁ」と思ってた。でも、あの馬、やっぱり力があるんやね。4コーナーで一瞬、手応えがなくなったんやけど、直線でムチを入れたら伸びましたわ。
──今回は調教には乗っていないとのことですが、新子調教師からはどんな報告が?
小牧「攻め馬では全然動かんし、なんかようわからん馬や」って聞いてた(苦笑)。やっぱり、ちょっと変わった馬なんやね。気が悪いというか、ちょっと嫌気がさしたら止めてしまうような。今回は頭数が少なかったこともあって、上手いこと外に出せたからね。砂も全然被らずに運べて、そのぶんの勝ちや。中央で最後に勝ったときもそうやったけど、あの馬の場合、大事なのは展開でしょう。今後は揉まれてどうなるかやね。
──1400mについては半信半疑でしたが、実際に走ってみてどうでした?
小牧 距離はもう少しあったほうがいいでしょうね。とはいえ、この前は前半でちょっと掛かったけど(苦笑)。でもね、1400mではなかなか今回のような位置は取れんわ。速いほうではないからね。
──勝ったことはもちろんですが、アカボスとのコンビ再結成自体、ファンにとってとても喜ばしい出来事。小牧さんご自身も感慨深いものがあったのでは?
小牧 そうやね。中央では最後に勝って盛り上がったし、こうして転入してきたことで、・・・
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小牧太
1967年9月7日、鹿児島県生まれ。1985年に公営・園田競馬でデビュー。名伯楽・曾和直榮調教師の元で腕を磨き、10度の兵庫リーディングと2度の全国リーディングを獲得。2004年にJRAに移籍。2008年には桜花賞をレジネッタで制し悲願のGI制覇を遂げた。2024年には再度園田競馬へ復帰し、活躍中。史上初の挑戦を続ける。
プロフィール
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