2025年04月13日(日) 18:00
4月の阪神開催に行われるダ1800の別定戦。過去5年の馬場状態は、良2、稍重1、重2で馬場が渋ることが多い。重の年はプロミストウォリア(父マジェスティックウォリアー)、テーオーケインズ(父シニスターミニスター)とエーピーインディ系が勝っている。いっぽう良〜稍重の年はオメガパフューム、アナザートゥルース、グロリアムンディ、クリンチャーとロベルトの血を引く馬が健闘。取り上げた5頭ではホウオウルーレット(オメガパフュームの半弟)がロベルトの血を引く。(解説:望田潤)
オメガギネス
母母アスタラビクトリアはヴィクトワールピサの全妹でアサクサデンエンの半妹。ローブティサージュも近親で、牝祖ホワイトウォーターアフェアはポモーヌ賞(仏G2・芝2700m)勝ち馬。父ロゴタイプは皐月賞と安田記念に勝ちミトノオーやラブリイユアアイズを輩出。サンデーサイレンス〜ヘイローの継続クロスらしい脚捌きで、コーナリングと機動力に長ける中距離馬。芝もいけそうな血統で、渋った馬場の1800戦で先行したときは[2-1-0-0]。脚抜きのいい馬場になってくれれば。
距離◎ スピード◎ 底力○ コース◎
ブレイクフォース
ウインドミネーターやハスラーの半弟で、サンライズクォリアの甥で、メイショウカズサやキアロスクーロの叔父で、マルゼンスキーの母シルに辿り着く牝系。父アジアエクスプレスはヘニーヒューズの代表産駒でピューロマジック、ワールドタキオン、ドンアミティエなどの父。マーチSは前残りになったが、馬群を割って追い込み4着と末脚は確実。とはいえいつも後ろからでは、重賞級をまとめて差し切るのはなかなか難しい。前崩れを待つ。
距離◎ スピード○ 底力○ コース○・・・
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望田潤
競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
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