2025年04月20日(日) 18:00
近5年の連対馬の4角順位は平均3.6。開幕週の東京芝2000、ペースも中盤緩みがちで前の組が強い。連対馬10頭でオークスで馬券に絡んだのはウインマリリン(2着)だけ。近5年ではオルフェーヴル産駒が[0-2-0-0]、ゴールドシップ産駒が[1-0-1-4]でステイゴールド系が頑張っているイメージ。23年7人気1着ゴールデンハインドはヘイロー4×6。22年9人気3着シンシアウィッシュはヘイロー4×5。21年5人気1着クールキャットはサンデーサイレンス3×3、14人気2着スライリーもサンデーサイレンス3×3。ヘイロー系のクロス馬が穴をあけるレースでもある。(解説:望田潤)
エストゥペンダ
母エストレチャダはアルゼンチン産でワヤS(米G3・芝12F)に勝った。母父オフリーワイルドはサバーバンH(米G1・ダ10F)に勝ったワイルドアゲイン産駒。ノーザンダンサーの血を全くもたないエストレチャダに、ヌレイエフ≒サドラーズウェルズ5×3のサートゥルナーリアが配されたのは評価できる。母方にはハイペリオン的な粘着力が強く、サートゥルナーリア産駒にしては実直にジワジワ脚を伸ばす脚質。距離延長でもう少し前目で運べれば面白い。
距離○ スピード○ 底力◎ コース◎
カムニャック
キープカルムやラウルピドゥの半妹で、ヨカグラの姪で、母ダンスアミーガはJRA5勝(芝1400〜1600)。牝祖ダンスパートナー(オークス、エリザベス女王杯)はダンスインザダークの全姉でフェデラリストの母。ブラックタイド×サクラバクシンオーはキタサンブラックで注目された配合だ。母よりも伸びのある体型でゆったり走るし、2000で新馬勝ちしたぐらいで適距離は1800あたりか。箱も大きいほうがベターだろう。好位で流れに乗れれば。
距離○ スピード○ 底力◎ コース◎・・・
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望田潤
競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
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