2025年04月20日(日) 18:00
京都芝外マイルの重賞といえば、ダノンプレミアム、サングレーザー、レッドベルジュール、サウンドキアラなどなど、サーアイヴァー〜サーゲイロードの血をクロスするディープインパクト産駒が強かった。サーゲイロードはナスキロ血脈最柔で、京都外回りに向いた前輪駆動ストライドを伝える血だ。最近の京都で行われたマイラーズCにおいても、23年はサーゲイロード≒セクレタリアト6・6・7×6のシュネルマイスターが勝ったし、24年はサーゲイロード≒セクレタリアト7×5・7のニホンピロキーフが6人気3着。取り上げたなかではジュンブロッサム、セオ、ニホンピロキーフがこのクロスをもつ。(解説:望田潤)
ジュンブロッサム
レッドレグナントの半弟で、ゴールデンハインドやロングロウの甥で、ステファノスやフィニフティのイトコ。母母ゴールドティアラは南部杯勝ち馬。父ワールドエースはワールドプレミアの全兄でシルトプレやメイショウシンタケなどの父。富士Sを見てのとおり、芝マイルの高速決着に良績。クロフネとゴールドティアラのマイラー資質が強いのだろうが、ここも良馬場でマイペース追走なら高速上がりを出せそう。バネのある走りで道悪は割り引き。
距離◎ スピード◎ 底力○ コース○
セオ
スーパーラティヴS(英G2・芝7F)3着ミスタースカラマンガの半弟で、母母ドミニカはキングズスタンドS(英G2・芝5F)勝ち。ジュライS(英G2・芝6F)のクラシックブレイドなども近親。母父オアシスドリームはグリーンデザートの有力後継でシスキンなどの父。父スピルバーグは天皇賞(秋)に勝ちルージュリナージュやウインドジャマーなどを出している。ディープインパクト×ダンシングブレーヴのニックスで、サーアイヴァーのクロスらしいストライドはいかにも京都外向き。前残りに持ち込んで。
距離◎ スピード○ 底力○ コース◎・・・
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望田潤
競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
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