【ユーザー質問】海外では女性用ストッキングだけの人も? 騎手のインナー事情を徹底解剖

2025年04月22日(火) 18:02

ミルコレビュー

▲ジョッキーのインナー事情を解説(撮影:林真衣)

川田将雅騎手の連載コラム『VOICE』でも話題になったジョッキーのレース時のインナー事情に関するユーザー質問をお届けします。

騎手にとって“斤量との戦い”は世界共通の重大な責務のひとつ。対策として海外の騎手のなかでは、ジョッキーパンツの下に下着も靴下も履かずに女性用ストッキング1枚で競馬に乗ることも珍しくないとミルコ騎手は語ります。お話を伺うとなんと、来日後、自身も同様のスタイルでの騎乗があると告白…!? そんな知られざる騎手のインナー事情を徹底解剖します。

川田騎手のコラムはこちら▼

“世界一馬具を持っているジョッキー”川田将雅のこだわりアイテムを大公開!/第1回

(取材・構成=森カオル)

Q「川田騎手の馬具に関するコラムで、海外の騎手のなかには下着も履かず、女性用のストッキング1枚で競馬に乗ることもあると書いてあり、とても驚きました。海外では、珍しいことではないのでしょうか?」(パティンさん)

ミルコ 全然珍しくないよ。減量が大変な人たちは、靴下も下着も履かずに、普通にストッキングだけ履いて乗ってる。体重調整がけっこう難しいときは、僕もやってましたね。今は斤量が1kg増えたからほとんどないけど、52キロのときとか。

──そうでしたか。シビアですねぇ。

ミルコ 本当にヤバイときね。下着だって、200gくらいはあるでしょ? その点、ストッキングは25gくらいで、ゴワゴワしないから動きやすいし、ジョッキーパンツもスルッと履きやすい。すごく便利ですね。だから、けっこうみんな使ってるよ。

──海外では普通なんですね。

ミルコ そう。全然普通だし、さっきも言ったけど、僕も日本で・・・

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ミルコ・デムーロ

1979年1月11日、イタリア生まれ。弟のクリスチャン・デムーロはイタリアのジョッキー。1997年から4年連続でイタリアリーディング。1999年に初来日。2003年、ネオユニヴァースの皐月賞でJRAGI初制覇。続くダービーも制し、外国人ジョッキー初の東京優駿制覇。2015年3月1日付けでJRAジョッキーに。

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