【フローラS】よく見かける勝負服を積極的に押さえたいレース

2025年04月24日(木) 12:00

注目すべき傾向とは

 オークストライアルのフローラSは、桜花賞との間隔が短いうえに、クラシック三冠と比較して本番の賞金ボーダーが低く、実績馬が揃いにくい。その背景には、クラシック三冠は皐月賞より日本ダービーの価値が遥かに高いのに対して、牝馬クラシックは大幅な距離延長が障壁となるのでオークスではなく、桜花賞の方が出走を選択しやすいことが挙げられるでしょう。

 また、2018年からオークストライアルの優先出走権枠が減少。フローラSでは「3着以内」から「2着以内」に、スイートピーSでは「2着以内」から「1着」になっており、2勝していればオークスに出られるケースも多い。こういった条件が揃った結果、フローラSには年々実績馬が集まらなくなっているとも考えられる。

 下表は、優先出走権が「2着以内」となった2018年以降の1〜3着馬をまとめたもの。「収得賞金900万以上」は、2勝以上or1勝+重賞2着、つまりこの時点でオープンクラスにいた馬。

メシ馬

 2022年以降は頭数が14〜15頭だったこともあるが、・・・

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メシ馬

1992年生まれ。祖父が馬主だったため幼い頃から競馬に触れる機会が多かったが、2013年の安田記念をハズしたことをきっかけに馬券の研究を始める。2016年から競馬予想家としての活動を開始し、同年9月に雑誌「競馬王」にて紙面デビュー。競馬魂(フジテレビ ONE TWO NEXT)への出演、ならびにDMMオンラインサロンにて「絶対に負けたくないから始める競馬サロン」を主宰。著書に「絶対に負けたくない!」シリーズなど。

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