【青葉賞・フローラS・マイラーズC予想】今週から東京・京都が開幕 重賞出走馬の調教内容をチェック

2025年04月23日(水) 18:00

ジュンブロッサムの追い切り内容は優秀

 先週の皐月賞。◎クロワデュノールに押し切って欲しかったのですが、○ミュージアムマイルが素晴らしい末脚を披露してくれたことでウマい馬券の予想は馬連、ワイドの計2点の買い目がどちらも的中となりました。GIレースで2頭にしか印を打たないということは自分の記憶でも初めてじゃないかというくらいですが、こういった買い方をできるようになったのもキャプテン渡辺さんとお話をする機会が増えたことも大きく影響しています。決して彼のことを「神」とは思っていませんが「正論者」だとは思います。ありがとうね、キャプテン。

 さて、今週はGIがお休み。東京と京都が開幕しますが、マイラーズCは少頭数、フローラSは大混戦のメンバー。ウマい馬券の買い目は両極端になりそうですが、週末までじっくり考えたいと思います。そして、青葉賞は頭数は少ないものの、将来有望調教の該当馬が半分以上の8頭も出走しているので、ちょっと難解だなと思っています。

【青葉賞/ゲルチュタール】

 京成杯の1週前追い切り、CWでの3頭併せはジョッキーが跨っていたものの、最後の直線でもたつくような形になって同入。あまり良い動きには思いませんでしたが、10着という結果ですから、その見立てで間違っていなかったのでしょう。それゆえに今回も1週前追いの併せ馬はポイント。前走よりは手応え良く動くことができていますが、3頭併せ最先着だった前走よりも見映えしません。

 ただ、最終追い切りは前走と同じパターンを踏襲して、CWで半マイルからの併せ馬。時計的にもほぼ同じような内容になっており、軽視する理由はあまりないのかなという最終追いではありました。

調教Gメン研究所

追い切りからは軽視する理由はなさそうなゲルチュタール(4月22日撮影)

【フローラS/グローリーリンク】

 初出走で未勝利戦を勝った後に中1週でエルフィンSを2着。レース間隔の違い、そして吉岡辰弥厩舎ですから、土曜日追い切りがポイントになることを思えば、過去の2戦と今回の調教内容を比較することはかなり難しいといってよいと思います。・・・

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井内利彰

調教をスポーツ科学的に分析した適性理論「調教Gメン」を操る調教捜査官。著書に「調教Gメン-調教欄だけで荒稼ぎできる競馬必勝法」「調教師白井寿昭G1勝利の方程式」「100%激走する勝負調教、鉄板の仕上げ-馬の調子、厩舎の勝負気配は調教欄ですべてわかる」など。また「Beginners room」では競馬ビギナー向けに教鞭をふるう。 関連サイト:井内利彰ブログ

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